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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻13号

2007年12月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

血液ガス検査の誤差要因

著者: 東由佳1

所属機関: 1金沢医科大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.1446 - P.1447

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はじめに

 血液ガス検査は,緊急性があり生命の維持に直結する臨床的に重要な検査の一つである.したがって,測定装置は24時間体制での管理が必要となる.その点,近年の測定装置は複雑なメンテナンスを必要とせず精度管理も自動化が進み,装置の管理が容易になっている.また,測定時の操作も簡便になり測定精度も向上している.しかし,血液ガス検査は採血から測定に至るまでの人為的誤差(測定前誤差)が起きやすいため,ここではその測定前誤差を中心に解説する.

参考文献

1) 東由佳,福永壽晴:一線診療のための臨床検査,検査と技術 33:1249-1253,2005
2) Blonshine S, Alberti R, Olesinski RL : Procedures for the collection of arterial blood specimensu;uApproved standard, 3rd ed. NCCLS, Wayne,pp12-18,1999
3) Mahoney JJ, Hodgkin JE, Van Kessel AL : Arterial blood gas analysis. In : Burton GG, Hodgkin JE, Ward JJ, ed. Respiratory Care, 4th ed. Lippincott, Philadelphia,pp249-269,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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