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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻2号

2007年02月発行

文献概要

検査じょうほう室 〈生化学〉

HPLC法でのヘモグロビンF分画の有用性

著者: 和田玲子1

所属機関: 1新潟大学医歯学総合病院検査部

ページ範囲:P.152 - P.154

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はじめに

 HbA1cは日常検査のなかで高速液体クロマトグラフィー(high-performance liquid chromatography,HPLC)法による測定が広く用いられています.HPLC法によって得られるクロマトグラムにはHbA1c分画のほかに,HbF分画などが含まれていることから,血液疾患との関連性が注目されています1)

参考文献

1)大庭雄三:ヘモグロビンの液体クロマトグラフによる分析.臨床検査 30:337-346,1986
2)北村隆司,土井圭子,加藤芳男,他:HPLC法による安定型HbA1Cの高速分析の検討.臨床化学 25:177-184,1996
3)大庭雄三:ヘモグロビンの構造と生成.臨床病理(特) 97:22-27,1994
4)Paleari R, Cannata M, Leto F, et alu:uAnalytical evaluation of the Tosoh HLC-723 G7 automated HPLC analyzer for hemoglobin A2 and F determination. Clinical Biochemistry 38:159-165,2005
5)Kudou S, Harigae H, Watanabe N, et alu:uIncreased HbF levels in dyserythropoiesis:Clinica Chimica Acta 291:83-87,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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