検査と技術35巻2号

2007年02月発行

検査じょうほう室 〈生理●デジタル脳波計の記録のポイント・2〉

誘導法と電極増幅器の故障を見つける方法

著者： 末永和栄¹ 土田誠一¹ 秋山秀知¹

所属機関： ¹医療法人社団青山会青木病院検査課

ページ範囲：P.155 - P.157

文献概要

はじめに

　誘導の選択やフィルタのon・offもすべて演算で行うところがアナログ脳波計とは似て非なるところである．そのため波形データがどのように保存されて，どのように処理されるのかを知る必要がある．さらに日常の脳波検査で見逃されるおそれがある電極増幅器の故障の確認方法を述べる．

参考文献

1）改訂臨床脳波検査基準2002：臨床神経生理学 31(2)：221-242，2003

2）末永和栄：ディジタル脳波計による記録の実際．第39回日本臨床神経生理学会技術講習会テキスト，pp95-105，2002

3）末永和栄：デジタル脳波計の実際．第1回「臨床神経生理技術講習会・東京」テキスト，pp17-24，2005