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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻3号

2007年03月発行

文献概要

検査じょうほう室 〈一般〉

尿試験紙法は尿の温度によってどの程度影響を受けるか ?

著者: 堀田真希1 前田富士子1

所属機関: 1医療法人ガラシア会ガラシア病院検査科

ページ範囲:P.286 - P.289

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はじめに

 尿検査はさまざまな検体検査のなかで比較的容易に検体採取が可能で,検査も簡便かつ迅速にできるため,スクリーニング検査として広く用いられている.しかし,尿検査は生化学検査とは違い検査時の温度は明確に定義されていない.尿検体は容易に温度変化する検体である.採尿直後は37℃前後であるが,しばらくすると室温の25℃付近になり,早朝尿やすぐに検査できないなどの理由で冷蔵保存すると,尿温度は5℃付近と,さまざまに変化する.今回,尿の温度変化に着目し,尿試験紙法は尿の温度によってどの程度影響されるかの検討を行った.

参考文献

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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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