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けんさ質問箱
超音波検査での浸潤癌の浸潤とは,どのような所見ですか ?
著者: 柳田康弘1 竹内浩司2 飯島美砂3
所属機関: 1群馬県立がんセンター乳腺科・外科 2群馬県立がんセンター検査第二課 3群馬県立がんセンター臨床病理検査部
ページ範囲:P.302 - P.304
文献購入ページに移動乳房超音波検査で“浸潤性乳管癌”などと所見が書かれますが,“浸潤性”というのはどのような所見ですか.鑑別のポイントなどを教えてください.(さいたま市 M.M.生)
A.柳田康弘・竹内浩司・飯島美砂
はじめに
乳房検査の基本は,マンモグラフィと超音波検査です.この2つの検査で癌が疑われる病変に対して針生検などの病理検査を行い,乳癌を診断します.腫瘤の同定に対しては,超音波検査はマンモグラフィより感度が高く,また閉経前の方により有効です.
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