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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻4号

2007年04月発行

文献概要

オピニオン

POCTの活用

著者: 〆谷直人1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院臨床検査部

ページ範囲:P.329 - P.329

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 POCT(point of care testing)とは“診療・看護などの医療現場での臨床検査”という意味であり,病院の検査室あるいは外注検査センター以外の場所で実施されるすべての臨床検査を包含している.したがってPOCTの実施場所は病院(検査室以外),クリニック,健(検)診センター,家庭,屋外といった広範なケースが想定される.また,POCTには医療現場で医師,看護師,臨床検査技師などの医療スタッフが実施する簡易検査ならびに患者自身が在宅で実施する自己検査も包含される.POCT製品は,生体から採取された検査材料をそのまま分析するのが原則で,検体量においてはナノグラムのオーダーで検出が可能なポータブル分析器や迅速診断キットが市販されており,操作も非常に簡単である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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