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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻4号

2007年04月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈微生物〉

感染制御チームにおける微生物検査の役割

著者: 釋悦子1 志智大介2

所属機関: 1聖隷三方原病院臨床検査部細菌検査室 2聖隷三方原病院総合診療内科

ページ範囲:P.366 - P.369

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はじめに

 感染防止対策は,病院全体として取り組まなければならない問題であり,医療の現場では,感染制御に関して迅速な解決策を求められることが多い.そのため,専門性を有する医療従事者がチームを組んでチーム医療として感染対策業務に携わっていく感染制御チーム(infection control team,ICT)を設置し,感染制御に取り組む病院が増えてきた.当院においても2002年から包括的サーベランスを開始し,2005年8月からICTによる病棟ラウンドを開始した.今回はそのチームの役割と,情報発信源である微生物検査室の役割,当院で行っている業務について紹介する.

参考文献

1)小林寛伊,廣瀬千也子監訳:インフェクションコントロール別冊 改訂サーベランスのためのCDCガイドラインNNISマニュアル(1999年版)より.メディカ出版,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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