文献詳細
検査じょうほう室 〈血液〉
文献概要
はじめに
真空採血管を用い採血,遠心分離後,直接採血管から分析するとLD(lactate dehydrogenase,乳酸脱水素酵素)測定値にバラツキや突発的な異常高値が発生することがある.この現象は2001年近清ら1)によって発表された.
真空採血管を用い採血,遠心分離後,直接採血管から分析するとLD(lactate dehydrogenase,乳酸脱水素酵素)測定値にバラツキや突発的な異常高値が発生することがある.この現象は2001年近清ら1)によって発表された.
参考文献
1)近清裕一,吉川和彦,原田朱美,他:採血管から直接サンプリングによる測定値の異常.医学検査 50:183-187,2001
2)猪田猛久,山本慶和,松尾収二:採血管とLD活性値.JCCLA2004(会議録) 29:338,2004
3)堀井隆,山田俊幸:採血管からの直接サンプリングで見られる乳酸脱水素酵素(LD)異常値の原因について.JJCLA 30:289-292,2005
掲載誌情報