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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻4号

2007年04月発行

文献概要

検査じょうほう室 〈血液〉

採血管の種類とLD活性のばらつき

著者: 猪田猛久1

所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部

ページ範囲:P.386 - P.387

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はじめに

 真空採血管を用い採血,遠心分離後,直接採血管から分析するとLD(lactate dehydrogenase,乳酸脱水素酵素)測定値にバラツキや突発的な異常高値が発生することがある.この現象は2001年近清ら1)によって発表された.

参考文献

1)近清裕一,吉川和彦,原田朱美,他:採血管から直接サンプリングによる測定値の異常.医学検査 50:183-187,2001
2)猪田猛久,山本慶和,松尾収二:採血管とLD活性値.JCCLA2004(会議録) 29:338,2004
3)堀井隆,山田俊幸:採血管からの直接サンプリングで見られる乳酸脱水素酵素(LD)異常値の原因について.JJCLA 30:289-292,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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