icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻4号

2007年04月発行

--------------------

あとがき フリーアクセス

著者: 大竹皓子

ページ範囲:P.414 - P.414

文献概要

 早咲きが心配されたが,桜前線は平年並みのスピードでこの国の新しい年度の幕開けを飾っている.この時期は木々も一斉に目吹き,小さな若みどりはいとおしいほどかわいい.

 職場にも新人の初々しい顔が揃った.国家試験に合格して臨床検査技師の第一歩を踏み出した新人さんが,毎日緊張しながら一生懸命仕事に取り組んでいるその様子をみると,新緑の若葉のようにこれから大きく成長して,臨床検査を盛り上げてほしいと期待がふくらむ.新人にとってこれからの毎日は実践の場で,覚えなくてはならないことが多く時間に追われて忙しく動き回っていて考えている余裕などない.そして自分の目標は自分で考え,自らの力でやっていかなくてはならない.学生のころに抱いていた臨床検査技師像とは乖離が大きすぎて,こんなはずではなかったと迷いだすと5月病にかかってしまいそうだ.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら