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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻5号

2007年05月発行

文献概要

復習のページ

サルモネラ・赤痢菌の分離培養

著者: 柄沢利子1

所属機関: 1東京女子医科大学病院中央検査部

ページ範囲:P.494 - P.496

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[ペットにご注意!]

 サルモネラ感染は,鶏卵の生食,鶏卵(ティラミスやマヨネーズ)・鶏肉関連食品が感染源となることがほとんどであるが,ペットとして飼育されている爬虫類(カメやイグアナなど)が感染源で,乳児や小児に下痢便を伴う急性胃腸炎,さらに重症化して敗血症および髄膜炎を起こすこともある.

 赤痢菌感染では,患者や保菌者の糞便に汚染された手指,食品や水などが主な感染源となる.また,飼育サルからもヒトへ感染することがある.

参考文献

1)病原微生物検出情報 27(3);61-63.2006,27(8);191-192.2006
2)坂崎利一:新細菌培地学講座下(第2版).近代出版,1990
3)小栗豊子:臨床微生物検査ハンドブック(第2版).三輪書店,2000

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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