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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻6号

2007年06月発行

文献概要

復習のページ

血清蛋白分画像の読み方―α21の有効利用と形態確認の重要性

著者: 米川修1

所属機関: 1聖隷浜松病院臨床検査科

ページ範囲:P.572 - P.574

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[エピソードその1]

 “えっ,やっぱり”.納得しつつも,しばし,呆然.臨床検査医学会が臨床病理学会を名乗っていた時代のこと,北里大学の発表ポスターを見てビックリ.発表の要旨は,“前立腺癌患者では,後天的にα2マクログロブリンの欠損症をきたす”であった.

[エピソードその2]

 検査専門医の認定も取得してだいぶ経ったある学会(記憶が曖昧だが,臨床検査医学会か)でのこと.RCPC(reversed clinicopathological conference)が行われるというので会場に急ぎ,早速データを確認してみると,蛋白分画の項を目にして…….がっくり.

参考文献

1) 米川修:血清蛋白分画泳動の解析のしかた.検査と技術 24:415-426,1996
2) 米川修,谷脇寛子:蛋白分画データのパターン解析の重要性.検査と技術 31:818-820,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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