文献詳細
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びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:Diffuse large B-cell lymphoma
著者: 常名政弘1 東克巳2
所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部 2杏林大学保健学部臨床血液学研究室
ページ範囲:P.656 - P.656
文献概要
DLBCLは急速進行性リンパ腫の代表例で,日本でのリンパ系腫瘍の約33%,非ホジキンリンパ腫の約70%を占め,悪性リンパ腫のなかで最も頻度の高い病型である.治療は第1選択としてR-CHOP療法(リツキシマブ,シクロフォスファミド,ビンクリスチン,プレドニゾロン)が最も広く行われ,予後因子にもよるが半数以上の症例で治癒するとされている.
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