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文献詳細

雑誌文献

検査と技術35巻7号

2007年07月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈微生物〉

微生物検査の収益性の改善

著者: 高橋弘志1

所属機関: 1国保直営総合病院君津中央病院検査科微生物検査室

ページ範囲:P.676 - P.681

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はじめに

 包括医療制度が始まり,医療費定額化の時代へ突入とともに,病院検査室でも経費削減を求められるようになった.なかでも,微生物検査は時間と費用の掛かる分野であるので,定額化の時代に対応すべく,医師の初期治療決定に役立つ情報を提供することも十分に考慮して,検査手順・方法の再構築を進めなくてはならない.言い換えると,これを機会に根本的な検査方法の見直しが必要ということであり,迅速性および診断精度を向上させるとともに,収益性の改善も図るためにはどのようにしたらよいのか以下に述べる.見直しに当たって,まずは現状の微生物検査業務の内容を再確認することから始め,さらに収支を明確化し,人件費の配分,そして臨床貢献度の高い検査項目の再構築について述べる.

参考文献

1) 渡邊達久:経営分析に必要とされる情報処理技術-損益分岐点分析.臨床検査 49:1597-1601,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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