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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻1号

2008年01月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈診療支援〉

ISO15189標準作業手順書

著者: 常名政弘1 大久保滋夫1 横田浩充1 矢冨裕1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.62 - P.67

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はじめに

 近年,われわれを取り巻く医療環境は厳しさを増し,経済効率を重視しながら検査部を運営する必要性が高まっている.さらに経済効率が重視されるあまりコスト削減のターゲットになりやすい臨床検査,特に検体検査が厳しい状況におかれていることは周知のとおりである.一方で,臨床側からは診断の根拠になる確かな臨床検査結果の提供,診療に有用な付加価値のある臨床検査結果の提供,さらに結果の迅速化などさまざまな診療支援を強く求められ,利用者側の満足度を優先させる運営方針が必要となっている.

参考文献

1) 日本臨床検査標準協議会,ISO TC212国内検討委員会(監):対訳ISO 15189/15190 臨床検査室における品質マネジメントシステムの国際規格.5.5検査手順.財団法人日本規格協会,pp99-107,2004
2) 河合忠,青柳邁:臨床検査室のためのISO15189 解説とその適用指針.5.5検査手順.丸善株式会社,pp91-94,2005
3) 日本臨床検査標準協議会,ISO TC212国内検討委員会(監):対訳ISO 15189/15190 臨床検査室における品質マネジメントシステムの国際規格.5.6検査手順の品質保証.財団法人日本規格協会,pp107-111,2004
4) 河合忠,青柳邁:臨床検査室のためのISO15189 解説とその適用指針.5.6検査手順の品質保証.丸善株式会社,pp94-99,2005
5) 新改悦郎,白上篤,藤本敬二,他:血球計数のトレーサビリティと不確かさ.日本検査血液学会雑誌 8:134-145,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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