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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻10号

2008年09月発行

文献概要

増刊号 これから広がる生理検査・新たにはじまる生理検査 G 磁気共鳴画像検査

1. 磁気共鳴画像検査の基礎と臨床

著者: 堀正明1 寺田一志2 白神伸之1 嶋田守男1 山口晶1

所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院放射線科 2東邦大学医療センター佐倉病院放射線科

ページ範囲:P.1120 - P.1126

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はじめに

 磁気共鳴画像(magnetic resonance imaging,MRI)検査は,従来の基本的なT2強調像やT1強調像といった撮像方法に加え,近年のMRI装置ソフトウエアおよびハードウエア双方の進歩によって,さまざまな撮像方法が臨床の場に登場している.本稿では,それらのうち比較的多数の施設で行われ,かつ今後もその普及が予想される検査を選択して解説する.したがって,MRI検査の極めて基本的な部分,すなわち静磁場中における原子核のスピンとラジオ波の照射などについては既に多数の成書があるので割愛する.

 なお本稿中の臨床画像は,あえていわゆるチャンピオン画像は可能な限り提示せず,実際の臨床現場において,この程度であるというものを選択した.

参考文献

1) 青木茂樹,阿部修,増谷佳孝(編):新版これでわかる拡散MRI,第2版,秀潤社,2005
2) 佐野勝廣,市川智章,中島寛人,他:肝特異性造影剤の有用性 新しい造影剤の構造原理,有用性と将来の肝MRIに及ぼす影響について.画像診断 24:1109-1118,2004
3) 北村敬利,市川智章,大友邦,他:Gd-EOB-DTPA MRIによる早期肝細胞癌と前癌病変の鑑別.消化器画像 8:44-50,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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