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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻10号

2008年09月発行

文献概要

増刊号 これから広がる生理検査・新たにはじまる生理検査 I 今後の生理検査に望むこと

検査部:よりよい生理検査(室)の発展を願って

著者: 矢冨裕1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科臨床病態検査医学

ページ範囲:P.1160 - P.1161

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はじめに

 現代医療における臨床検査の重要性は改めていうまでもなく,病気の診断,治療効果の判定などを目的に施行される臨床検査の質・量ともに増加の一途をたどっている.病院においては臨床検査を中央化し,熟練技術者の手により,大量かつ高度の検査を効率的かつ精確に行うことが求められるようになった.総合病院としての医療水準を向上させるために,中央診療施設としての臨床検査部門が開設されているゆえんである.わが国の場合,これは臨床検査の大きな柱である検体検査,生理検査ともに当てはまることである.

 今回,今後の生理検査に関して意見させていただく貴重な機会をいただき,よりよい生理検査(室)の発展を願ってまとめさせていただく.筆者自身は大学病院の検査部に身を置くことにより検査に携わってきているが,専門が検体検査であるため,限られた角度からしか見ることができていない危惧があり,この点ご容赦いただきたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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