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技術講座 生理
―臨床生理検査シリーズ・1―心電図検査の原理・検査法と判読への応用
著者: 土居忠文1
所属機関: 1高知大学医学部附属病院検査部
ページ範囲:P.1215 - P.1220
文献購入ページに移動はじめに
心臓は,休みなく働くポンプとして1日に約10万回もの収縮と拡張を繰り返しており,電気的にこれを支えるための特殊な性質が備わっている.心電図検査はその活動電位を記録するものである.心電図は基本的な生理検査の一つとして日常診療の場で頻用されており,循環器系検査が著しく進歩した現代においてもその重要性は一切変わることはない.
本稿では,心電図検査の基本的事項について述べる.
心臓は,休みなく働くポンプとして1日に約10万回もの収縮と拡張を繰り返しており,電気的にこれを支えるための特殊な性質が備わっている.心電図検査はその活動電位を記録するものである.心電図は基本的な生理検査の一つとして日常診療の場で頻用されており,循環器系検査が著しく進歩した現代においてもその重要性は一切変わることはない.
本稿では,心電図検査の基本的事項について述べる.
参考文献
1) 土居忠文:心電図勉強法―超初心者のための心電図講習会テキスト.幸千回,2008
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