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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻11号

2008年10月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

臨床検査技師としての糖尿病ケアチームへの参画

著者: 坂口恭子1

所属機関: 1大阪警察病院臨床検査科

ページ範囲:P.1248 - P.1249

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はじめに

 糖尿病治療では医師の指導のもと患者自身が自己管理を行い,合併症などの進展を遅らせることが重要となる.患者支援においては,医師とコメディカルスタッフがチームを組み,各職種の専門性を活かし,互いに連携をとりながら推し進めていく必要がある.

 当院では,2003年に,糖尿病患者の支援を行うため,各職種からの自主的な参加により糖尿病ケアチームを発足させた.その後,コメディカル合同の勉強会などを通じて,意見交換や互いの知識の向上を図り,現在では,院内の糖尿病ケアの標準化と質の向上を目的として活動している.今回,当院糖尿病ケアチーム内での臨床検査技師の活動について紹介する.

参考文献

1) 松岡健平:これからの療養指導のあり方と役割.第37回糖尿病学の進歩.日本糖尿病学会(編),pp1-6,2003
2) 佐藤伊都子,直本拓己,大藪智奈美,他:糖尿病チーム医療における臨床検査技師の役割.臨床病理 54:816-823,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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