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技術講座 生化学
―臨床化学応用技術シリーズ・2―分析理論ツール その1:発色検出系
著者: 大澤進1
所属機関: 1九州大学大学院医学研究院保健学部門
ページ範囲:P.1317 - P.1323
文献購入ページに移動はじめに
臨床化学検査では生体成分を定量検出する場合,古くからなんらかの発色反応系に導き,分光光度計で測定を行う.現在では分光光度計を組み込んだ生化学自動分析装置によって自動測定されている.生体成分の定量や酵素活性の測定には種々の検出系が用いられ,その発色には主に化学反応,酵素-化学反応,そして免疫-酵素-化学反応を共役させた検出系が利用されている.本稿では可視光および紫外部での検出系を取り上げ,その原理,特徴や利用方法について解説する.
臨床化学検査では生体成分を定量検出する場合,古くからなんらかの発色反応系に導き,分光光度計で測定を行う.現在では分光光度計を組み込んだ生化学自動分析装置によって自動測定されている.生体成分の定量や酵素活性の測定には種々の検出系が用いられ,その発色には主に化学反応,酵素-化学反応,そして免疫-酵素-化学反応を共役させた検出系が利用されている.本稿では可視光および紫外部での検出系を取り上げ,その原理,特徴や利用方法について解説する.
参考文献
1) 飛田満彦:色彩科学―色素の色と化学構造.丸善,1999
2) 川辺徳彰:有機化学が面白いほどわかる本.中経出版,2003
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