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Laboratory Practice 〈臨床生理●脳波検査のステップアップ・12〉
脳波検査時のワンポイント
著者: 小林昌弘1
所属機関: 1天理よろづ相談所病院臨床病理部
ページ範囲:P.1346 - P.1349
文献購入ページに移動はじめに
通常の脳波検査の現場には臨床医や脳波判読医が立ち合う場合はほとんどなく,測定者が記録した脳波波形を見て判読が行われる.この脳波検査時になんらかの誤りや,不備などがあると誤った脳波判読,判読困難という状況になりかねない.本稿のテーマである脳波検査時のワンポイントとして,実際に脳波検査を行うもの(臨床検査技師)の立場から脳波検査時の正確な電極の装着と,適切なアーチファクトへの対応を中心に述べたい.
通常の脳波検査の現場には臨床医や脳波判読医が立ち合う場合はほとんどなく,測定者が記録した脳波波形を見て判読が行われる.この脳波検査時になんらかの誤りや,不備などがあると誤った脳波判読,判読困難という状況になりかねない.本稿のテーマである脳波検査時のワンポイントとして,実際に脳波検査を行うもの(臨床検査技師)の立場から脳波検査時の正確な電極の装着と,適切なアーチファクトへの対応を中心に述べたい.
参考文献
1) 市川忠彦:誤りやすい異常脳波.医学書院,1989
2) 原田譲:脳波検査.宮武邦夫(監),増田喜一(編):実践生理機能検査テキスト.メディカ出版,pp144-169,2005
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