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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻12号

2008年11月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈輸血〉

血液ウイルス感染症

著者: 浅井隆善1

所属機関: 1静岡県赤十字血液センター

ページ範囲:P.1358 - P.1361

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はじめに

 輸血はヒト由来の血液を用いるために,免疫反応や感染症のリスクを秘めている.特に,ウイルス感染は輸血副作用の主な原因であったが,最近数十年の間に幾多の対策が講じられ,大幅な改善が認められてきている.本稿では,最近の輸血ウイルス検査について述べる.

参考文献

1) 日本赤十字社:愛のかたち献血 第12版.日本赤十字社,2007
2) 日本赤十字社:献血血液の保管検体等にウイルス核酸が検出された症例―2005年.輸血情報 0610-102,2006
3) 日本赤十字社:輸血によるHIV感染とウインドウ・ピリオド対策.輸血情報 9707-39,1997
4) 日本赤十字社:【遡】及調査および感染症報告の解析を基礎とした輸血後感染症(HBV,HCV,HIV)の感染リスクについて.輸血情報 0506-89,2005
5) 日本赤十字社:医療機関での輸血後感染症に関する全数調査について.輸血情報 0804-112,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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