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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻13号

2008年12月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈生理〉

震災時における生理機能検査室の対応

著者: 山崎まゆみ1

所属機関: 1立川綜合病院生理検査室

ページ範囲:P.1454 - P.1456

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はじめに

 新潟県中越地方は2004年7月に豪雨災害,そのわずか3か月後に「新潟県中越地震」,その年の冬には豪雪,そして2007年に再び「中越沖地震」と,3年の間に大きな自然災害に3回も襲われている.世界中で災害が相次いでいる昨今,誰でも遭遇する可能性を秘めている.そして災害は突然襲ってくるものである.本稿では,われわれが経験した震災,主に2004年の「新潟県中越地震」を基に生理機能検査室のあり方について考えてみたい.なお,筆者自身はごく普通の一検査技師であり災害医療のエキスパートではないことを冒頭にお伝えしておく.

参考文献

1) 上道文明:災害拠点病院における対策の現状と課題.The MEDICAL & TEST JOURNAL 951別刷,2005
2) 中越地震でストレス,女性に「たこつぼ心筋症」多発.YOMIURI ONLINE3月17日,http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060317ik01.htm
3) 佐々淳行:仕事の「危機管理術」三笠書房,pp92-95,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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