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Laboratory Practice 〈微生物〉
MRSAの保菌調査
著者: 大塚喜人1
所属機関: 1亀田総合病院臨床検査部
ページ範囲:P.267 - P.269
文献購入ページに移動病院感染の発症は,一般的に見られるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(methicillin resistant Staphylococcus aureus,MRSA)や緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)によって起こる場合,感染源となる感染発症患者,保菌者,病院環境などから,経口感染,接触感染,飛沫感染などによって,易感染性患者などに伝播・拡大する.
MRSA感染症は外界から感染する外因性感染が主であったが,近年では市中の保菌者も多くみられるようになったため,時にMRSA保菌調査が必要なことがある.
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