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呼吸機能検査(2)―ボディプレチスモがやってきた―換気力学的検査との出会い
著者: 安部信行1
所属機関: 1東邦大学医療センター大森病院 臨床生理機能検査部
ページ範囲:P.368 - P.369
文献購入ページに移動呼吸機能検査を始めて間もないころ,今から20数年前のことです.人が中に入れる大きな流線型のボディボックス(図1)と小さな机ほどの装置がアメリカから船に乗ってわが検査室にやってきました.これが筆者とボディプレチスモグラフとの出会いでした.想像する以上に大きな相手を目の前にして検査が上手くできるのだろうかと思ったものです.換気力学的検査は難しいというイメージがありましたし,ようやく肺活量など呼吸検査をなんとかできるようになったころのこと,この装置を前にしたときの衝撃は今でも思い出します.やがて検査室のシンボルとなったボディボックスは,検査室を見学にこられた方々の目を引く装置となりしばらくの間,自慢の装置へと変わっていきました.
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