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心房中隔欠損症
著者: 信岡祐彦1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学臨床検査医学講座
ページ範囲:P.692 - P.692
文献購入ページに移動 今回は心房中隔欠損症(二次孔型心房中隔欠損症)の1例を提示する.
【症例の概要】
66歳の男性.仕事中,突然右上肢の麻痺と運動性失語が出現し,救急外来を受診した.症状と頭部CT(computed tomography)所見から急性期脳梗塞と診断された.これまで医療機関に受診したことがほとんどなく,既往歴は不明である.入院後の胸部X線写真で心拡大を認めたことや,心電図上心房細動を呈していたことなどから,精査目的で心臓超音波検査を施行したところ,心房中隔エコーの欠損と左房から右房へ向かうシャント血流が認められ,心房中隔欠損症と診断された.
【症例の概要】
66歳の男性.仕事中,突然右上肢の麻痺と運動性失語が出現し,救急外来を受診した.症状と頭部CT(computed tomography)所見から急性期脳梗塞と診断された.これまで医療機関に受診したことがほとんどなく,既往歴は不明である.入院後の胸部X線写真で心拡大を認めたことや,心電図上心房細動を呈していたことなどから,精査目的で心臓超音波検査を施行したところ,心房中隔エコーの欠損と左房から右房へ向かうシャント血流が認められ,心房中隔欠損症と診断された.
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