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文献詳細

雑誌文献

検査と技術36巻8号

2008年08月発行

文献概要

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あとがき

著者: 伊瀬恵子

所属機関:

ページ範囲:P.776 - P.776

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 いよいよ今年も梅雨の季節になりました.洞爺湖サミットを控えて地球温暖化の話がクローズアップされています.また,暑い暑い夏になるのでしょうか.日本も亜熱帯になったらマラリアが風土病になるかもしれません(平清盛はマラリアだった説があります).検査技師の仕事内容も少し変わるかもしれません.

 今月号の“病気のはなし”は,「成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)」です.この欄では毎号いろいろな疾患を取り上げています.兎角,検査技師は検査データーに注意が向いてしまいがちです.病気を知ることも精度の高い報告を行うことにつながります.“Laboratory Practice”では検査の質を向上させるため耳よりな話題が掲載されています.用手法の多い一般検査の内部精度管理に苦労している方もいらっしゃると思います.6月号~本号まで尿試験紙・沈渣や便潜血,髄液細胞検査と一般検査の精度管理を3回シリーズでお届けしましたが,いかがでしたか…….精度の高い検査データを臨床に提供できるように役立ててください.臨床生理:脳波検査のステップアップも第9回になりました.じっくり読んで「脳波の達人」をめざしてください.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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