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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学

I 顕微鏡の基本

1 顕微鏡の原理と調整法

著者: 田中隆明1

所属機関: 1オリンパス株式会社MIS営業1部教育研修グループ

ページ範囲:P.880 - P.886

文献概要

1 顕微鏡の三つの基本的な機能

 顕微鏡には次の三つの機能が不可欠である.

 (1)見たい大きさでみえる(倍率).

 (2)はっきり,くっきりとみえる(コントラスト).

 (3)精細にみえる(分解能).

 これらの機能に関係する顕微鏡の構成要素が,対物レンズ,接眼レンズ,照明光学系である.顕微鏡の照明光学系はケーラー照明と呼ばれ,なかでもコンデンサの役割が重要である.対物レンズ,接眼レンズ,コンデンサの役割を理解して,正しく調整・操作することで,顕微鏡はその機能を最大に発揮することができる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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