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増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学 I 顕微鏡の基本
1 顕微鏡の原理と調整法
著者: 田中隆明1
所属機関: 1オリンパス株式会社MIS営業1部教育研修グループ
ページ範囲:P.880 - P.886
文献購入ページに移動1 顕微鏡の三つの基本的な機能
顕微鏡には次の三つの機能が不可欠である.
(1)見たい大きさでみえる(倍率).
(2)はっきり,くっきりとみえる(コントラスト).
(3)精細にみえる(分解能).
これらの機能に関係する顕微鏡の構成要素が,対物レンズ,接眼レンズ,照明光学系である.顕微鏡の照明光学系はケーラー照明と呼ばれ,なかでもコンデンサの役割が重要である.対物レンズ,接眼レンズ,コンデンサの役割を理解して,正しく調整・操作することで,顕微鏡はその機能を最大に発揮することができる.
顕微鏡には次の三つの機能が不可欠である.
(1)見たい大きさでみえる(倍率).
(2)はっきり,くっきりとみえる(コントラスト).
(3)精細にみえる(分解能).
これらの機能に関係する顕微鏡の構成要素が,対物レンズ,接眼レンズ,照明光学系である.顕微鏡の照明光学系はケーラー照明と呼ばれ,なかでもコンデンサの役割が重要である.対物レンズ,接眼レンズ,コンデンサの役割を理解して,正しく調整・操作することで,顕微鏡はその機能を最大に発揮することができる.
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