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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

文献概要

増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学 II 微生物検査 総論 1 固定法の種類と特徴

固定法の種類と特徴

著者: 後藤美江子1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院感染制御部細菌検査室

ページ範囲:P.894 - P.896

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はじめに

 細菌検査において塗抹検査は迅速診断検査として有用性が高い.臨床的に意味のある結果を得るには表1に示す手順において,適切な検体採取・保管がされた良質の検体であることに加え,塗抹法,固定法,染色法の適切な方法および手順が大きく影響する.

 本稿では日常の細菌検査において実施されている火炎固定と血液細胞形態検査に用いられている1)メタノール固定法の細菌塗抹検査への利用について記述する.

参考文献

1) 西 国広,他:形態検査におけるギムザ染色の応用とそのコツ.Medical Technology36:452-489,2008
2) 山中喜代治:グラム染色の重要性.Medical Technology31:948-951,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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