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増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学 II 微生物検査 総論 2 染色法の原理と特徴
4 ギムザ染色
著者: 後藤美江子1
所属機関: 1東京大学医学部附属病院感染制御部細菌検査室
ページ範囲:P.907 - P.909
文献購入ページに移動細菌検査のルーチン検査で最も多く使用される染色法はグラム(Gram)染色である.しかし,グラム染色の用途は,微生物の中でグラム染色で染め出され,分染されることのできる一部の細菌および真菌に限られている.そのような状況下でギムザ(Giemsa)染色はマラリア原虫の染色などに以前から使用されている.ここではギムザ染色の微生物検査への応用例として,マラリアの染色とP. jiroveciiの栄養型の染色について記述する.
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