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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学

II 微生物検査 各論 1 感染症と顕微鏡検査の所見

2 尿路感染症

著者: 菅野治重1

所属機関: 1医療法人社団徳風会髙根病院内科

ページ範囲:P.940 - P.945

文献概要

1 尿路感染症の種類と原因菌

 表1に示したが,尿路感染症には,下部尿路感染症として尿道炎と急性膀胱炎があり,上部尿路感染症として急性腎盂腎炎がある.

 尿道炎は小児では包茎を持つ男児に多くみられ,Escherichia coliやProteus mirabilisが主に原因となるが,性的に活動的な年齢にある成人では,Neisseria gonorrhoeae,Chlamydia trachomachis,Ureaplasma urealyticumなどが原因となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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