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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

文献概要

増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学 III 一般検査 総論 4 検体保存の影響

検体保存の影響

著者: 田中雅美1 宿谷賢一1 下澤達雄1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.1019 - P.1022

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はじめに

 尿,髄液,便検査は,採取後速やかに検査することが望ましい.しかし,やむなく検体を保存する場合は検査に適した保存方法を行い,また時間経過による有形成分の形態変化の特徴を把握したうえで検査を行う必要がある.

 今回は尿沈渣検査,髄液細胞数検査,便中の寄生虫検査の検体保存における検査結果の影響について述べる.

参考文献

1) (社)日本臨床検査技師会編:尿沈渣検査法2000.(社)日本臨床検査技師会,2000
2) 友田美穂子,八木靖二,高橋ひろみ,他:尿沈渣試料の経時変化と長期保存法.Medical Technology33:1173-1180,2005
3) 野崎 司:尿保存状態による検体変化.Medical Technology24:936-939,1997
4) 長浜大輔:尿沈渣.文光堂,1981
5) (社)日本臨床検査技師会編:髄液検査法2002.(社)日本臨床検査技師会,2002
6) 金子清俊:臨床検査アトラス4;寄生虫2 . 医歯薬出版,1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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