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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

文献概要

増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学 V 細胞診 総論 2 標本作製法

2 集細胞法

著者: 大﨑博之1

所属機関: 1香川県立保健医療大学臨床検査学科

ページ範囲:P.1144 - P.1146

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はじめに

 細胞診の対象となる液状検体にはさまざまな種類があるが,本稿では“各専門領域を越えた総合的な顕微鏡検査”という本書の発刊主旨と誌面の都合から,尿,体腔液,脳脊髄液に絞って解説する.なお,今後の普及が予想される液状処理細胞診(liquid-based cytology)についても誌面の都合により割愛する.

参考文献

1) Beyer-Boon ME, Voorn-den Hollander MJ:Cell yield obtained with various cytopreparatory techniques for urinary cytology. Acta Cytol22:589-593,1978
2) 大崎博之,中村宗夫,長町健一,他:尿細胞診の検体処理方法の検討.日臨細胞誌44:215-218,2005
3) Bales CE:A semi-automated method for preparation of urine sediment for cytologic evaluation. Acta Cytol25:323-326,1981
4) 山本津由子,青木 潤,佐々木なおみ,他:新しい尿細胞診標本作製法―呉共済病院法.日臨細胞誌37:292-297,1998
5) 細胞検査士会(編):細胞診標本作製マニュアル(泌尿器).細胞検査士会,p3,2004
6) 細胞検査士会(編):細胞診標本作製マニュアル(体腔液).細胞検査士会,p3,2008
7) 西 国広:尿沈渣でのライト・ギムザ染色.臨床検査35:1135-1137,1991

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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