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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

文献概要

増刊号 顕微鏡検査のコツ―臨床に役立つ形態学 V 細胞診 各論

4 消化器

著者: 古旗淳1 権田厚文2

所属機関: 1順天堂大学大学院医学研究科細胞病理イメージング研究部門 2太田総合病院外科

ページ範囲:P.1180 - P.1182

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1 胆汁の細胞診

 採取は主に経皮経肝胆管ドレナージ(percutaneous transhepatic choledochal drainage,PTCD)法や逆行性膵管胆管造影(endoscopic retrograde cholangio-pancreatography,ERCP)法による.ここでは腺癌細胞と良性細胞との鑑別法について述べる.

参考文献

1) 広岡保明,中泉明彦,岡 輝明,他:班研究報告:胆汁細胞診の採取・判定方法に関する研究(1)―貯留胆汁細胞診の細胞判定基準.日臨細胞誌(投稿中)
2) 権田厚文:膵管内剥離上皮細胞の形態学的研究―特に慢性膵炎における異型細胞と膵癌細胞の相違について.順天堂医学24:144-159,1978
3) 古旗 淳,広岡保明:胆道と膵における初期病変の異同と共通性―貯留胆汁細胞診判定基準をもとに.医学のあゆみ225:689-690,2008
4) 古旗 淳,権田厚文,阿部佳之,他:胆汁・膵液の細胞診.Medical Technology33:1482-1489,2005

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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