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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻10号

2009年09月発行

文献概要

COLUMN―形態検査において知っておきたいこと

封入剤

著者: 伊藤仁1

所属機関: 1東海大学医学部付属病院病理検査技術科

ページ範囲:P.1156 - P.1156

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 厚さが一定の組織標本に比べ,一般的に細胞診標本では多くの量の封入剤が必要である.特に塗抹が均一でなく,凹凸のある標本では多量の封入剤を要するが,その場合,対物レンズが40倍以上の強拡大では鮮明さを失い,“ボケ”が生じる.せっかく細胞が多量に採取されていても,塗抹が均一でない標本は診断が困難となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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