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COLUMN―形態検査において知っておきたいこと
封入剤
著者: 伊藤仁1
所属機関: 1東海大学医学部付属病院病理検査技術科
ページ範囲:P.1156 - P.1156
文献購入ページに移動 厚さが一定の組織標本に比べ,一般的に細胞診標本では多くの量の封入剤が必要である.特に塗抹が均一でなく,凹凸のある標本では多量の封入剤を要するが,その場合,対物レンズが40倍以上の強拡大では鮮明さを失い,“ボケ”が生じる.せっかく細胞が多量に採取されていても,塗抹が均一でない標本は診断が困難となる.
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