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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻11号

2009年10月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈診療支援〉

―臨床検査にITを活用する・3―ホームページによる輸血業務の推進

著者: 疋田宏美1 曽根伸治1 津野寛和1 髙橋孝喜1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院輸血部

ページ範囲:P.1316 - P.1321

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はじめに

 2007年末時点で過去1年間にインターネットを利用したことのある人は推計で8,811万人,人口普及率は69.0%に達している.企業においては約6割が2人に1台以上の情報網に接続した端末を配備している1).このようにIT化が進むなかで,医療の現場においても施設内ネットワーク(イントラネット)やインターネット接続の整備は一般的になり,職員にとっても患者にとっても利便性や医療安全の向上に役立っている.

 本稿ではネットワーク環境を利用したホームページによる輸血情報の提供と業務推進について紹介する.なお本来“ホームページ”という単語はウェブブラウザを起動したとき最初に表示されるページを意味するが,ここでは一般的に普及している意(=ウェブサイト)で用いている.

参考文献

1) 総務省・情報通信政策局総合政策課情報通信経済室:平成19年通信利用動向調査の結果.報道資料 2007年5月25日
2) 厚生労働省医薬食品局長:医薬第715号「輸血療法の実施に関する指針」及び「血液製剤の使用指針」.1999.6.10/2005.9.6改定(薬食第0906002号)/2007.7.26一部改正(薬食第0726002号)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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