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―免疫染色のアーティファクト・1―固定,包埋,切片作製・保管時に生じるアーティファクト
著者: 鴨志田伸吾1
所属機関: 1神戸大学大学院保健学研究科病態解析学領域
ページ範囲:P.297 - P.299
文献購入ページに移動免疫染色は今や世界的に普及し,染色技術そのものの難易度は低くなったため,ほぼ完成された技法と理解されている.しかし,残念なことに,免疫染色の多施設間コンペでは合格ラインに達していない施設が少なくないことが報告されている1).正しく美しい免疫染色を実現するためには,適切なアーティファクト対策が要求されるが,それは染色そのものだけではなく,切片が作製されるまでの過程にも講じられるべきである.
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