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浸潤性乳管癌,硬癌
著者: 森谷卓也1 中島一毅2
所属機関: 1川崎医科大学病理学2 2川崎医科大学・乳腺甲状腺外科
ページ範囲:P.345 - P.345
文献購入ページに移動50代,女性.マンモグラフィ検診で“構築の乱れ”で要精査となり来院.来院時,乳頭陥凹を伴う腫瘤を認めた.エコーガイド下の針生検で浸潤性乳管癌の診断が得られたため,乳房切除術が実施された.
腫瘍径(浸潤径)は25×12mm,浸潤性乳管癌(硬癌),核グレード(乳癌取扱い規約)1,組織学的悪性度〔ノッティンガム(Nottingham)〕1,リンパ管侵襲陽性,静脈侵襲なし,エストロゲン受容体陽性,プロゲステロン受容体陰性,HER2陰性,センチネルリンパ節転移陰性(0/4),TNM分類はpT2,pN0,pM0,pStageIIAであった.
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