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病気のはなし
難聴―感音難聴を中心に
著者: 中田誠一1 中島務1
所属機関: 1名古屋大学大学院頭頸部・感覚器外科学講座耳鼻咽喉科学
ページ範囲:P.402 - P.407
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音のエネルギーが内耳に達する伝わり方には気導と骨導という二つがあり,難聴は主にその気導が障害されるものと骨導が障害されるものとの2通りに分けられている.外耳,中耳になんらかの病変があり音が伝わらない病態は伝音難聴と定義され,内耳に病変があり音を感受できない病態は感音難聴と定義される.本稿ではそのなかで重要な疾患である突発性難聴,メニエール病,聴神経腫瘍について概説する.それぞれの難聴パターンには特徴があり,検査を組み合わせてしっかり鑑別診断することが肝要である.
音のエネルギーが内耳に達する伝わり方には気導と骨導という二つがあり,難聴は主にその気導が障害されるものと骨導が障害されるものとの2通りに分けられている.外耳,中耳になんらかの病変があり音が伝わらない病態は伝音難聴と定義され,内耳に病変があり音を感受できない病態は感音難聴と定義される.本稿ではそのなかで重要な疾患である突発性難聴,メニエール病,聴神経腫瘍について概説する.それぞれの難聴パターンには特徴があり,検査を組み合わせてしっかり鑑別診断することが肝要である.
参考文献
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