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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻5号

2009年05月発行

文献概要

Laboratory Practice 〈病理〉

乳腺穿刺細胞診での筋上皮細胞の見分け方

著者: 伊藤仁1

所属機関: 1東海大学医学部付属病院病理検査技術科

ページ範囲:P.451 - P.455

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はじめに

 わが国において,乳癌は女性の癌のなかで最も高い罹患率となっており,乳癌で亡くなる患者数も増加の一途を辿っている.また,乳房温存療法の普及,術前化学療法の適応,抗体療法の登場など,治療法は大きく変遷してきており,乳癌診療における病理学的診断の重要性はますます高まってきている.

 乳癌は他臓器に発生する腺癌に比べ,組織像が多彩であり,小型で細胞異型に乏しい癌が多い.また,良性病変,悪性病変ともに類似の組織像を示し,異型度の差異が小さいなどの理由から乳腺細胞診のみならず,組織診においても診断が難しい領域と認識されている.

参考文献

1) 伊藤仁,宮嶋葉子,篠田玲子,他:乳腺細胞診における筋上皮細胞の免疫細胞化学的検討―抗smooth muscle actin抗体を用いて.日本臨床細胞学会雑誌 34:413-419,1995
2) 北村隆司,光谷俊幸,伊藤仁,他:乳腺由来筋上皮細胞の細胞学的検討.日本臨床細胞学会雑誌 34:603-607,1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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