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雑誌文献

検査と技術37巻7号

2009年07月発行

文献概要

トピックス

液状検体を使った口腔がん検診の新しい試み

著者: 才藤純一123 田中陽一123 宜保一夫123 福田雅美123 佐藤一道123 山根源之1234

所属機関: 1東京歯科大学市川総合病院臨床検査科 2東京歯科大学市川総合病院病理 3東京歯科大学口腔がんセンター 4東京歯科大学オーラルメディシン・歯科口腔外科

ページ範囲:P.679 - P.682

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■口腔癌と検診

 口腔領域の細胞診は比較的古くから行われていたが,病変部位が可視的であるため普及の度合いは他領域と比べると低かった.しかし近年,液状細胞診など新技術の開発に伴い,歯科医師会や地域の病院が行っている口腔がん検診に,細胞診を応用する試みがなされている.

参考文献

1) 佐藤一道,田中陽一,竜崎崇仁,他:千葉県市川市における口腔がん早期発見システム構築の試み.歯科学報(投稿中)
2) Tanaka S, Sobue T:Comparison of oral and pharyngeal cancer mortality in five countries:France, Italy, Japan, UK and USA from WHO mortality database (1960-2000). Jpn J Clin Oncol 35:488-491,2005
3) Speight PM, Morgan PR:The natural history and pathology of oral cancer and precancer. Community Dent Health 10(Suppl1):31-41,1993
4) Jemal A, Murray T, Samuels A, et al:Cancer statistics, 2003. CA Cancer J Clin 53:5-26,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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