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技術講座 生理
―臨床生理検査シリーズ・11―超音波検査―臨床編(上腹部)
著者: 西田睦1
所属機関: 1北海道大学病院検査・輸血部(超音波室)
ページ範囲:P.697 - P.707
文献購入ページに移動造影超音波検査(contrast enhanced ultrasound,CEUS)とは,造影剤を用いた超音波検査である.わが国で保険適用となっている造影剤はレボビスト(R),ソナゾイド(R)の2種類ある.両剤とも血管相(vascular phase)で血流診断を行い,後血管相(post vascular phase)でクッパー細胞(Kupffer cell)の存在・機能診断を行う.現在臨床で汎用されているのはソナゾイド(R)で,保険適用となっているのは肝腫瘤性病変のみである(2009年6月現在).ソナゾイド(R)は世界に先駆け,わが国のみで認可されている.
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