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文献詳細

雑誌文献

検査と技術37巻9号

2009年09月発行

文献概要

目指せ!一般検査の精度向上

―尿沈渣検査の精度向上:5―尿沈渣成分の鑑別―上皮細胞類(卵円形脂肪体,円柱上皮細胞,封入体細胞,大食細胞)

著者: 友田美穂子1 八木靖二1 上東野誉司美1 佐藤恵美1

所属機関: 1癌研有明病院臨床検査第I部一般検査室

ページ範囲:P.816 - P.819

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はじめに

 本稿のテーマに挙げられたこれらの細胞は,尿沈渣を鏡検している臨床検査技師にとって比較的苦手意識の強い細胞ではないかと思われる.その理由として,頻繁に出現しない,ほかの細胞と類似した形態を示すことが多い,などが挙げられるであろう.これらの細胞を鑑別するためには,いかにそのポイントを確実に捉えておくかが重要となる.本稿では細胞の特徴的な所見や出現時の背景,疾患などについて,最近の考え方,私見を交えて述べる.

参考文献

1) 日本臨床衛生検査技師会尿沈渣検査法編集委員会(編):尿沈渣検査法2000.日本臨床衛生検査技師会,2000
2) 伊藤機一,八木靖二,都竹正文:尿中細胞アトラス 第2版.医歯薬出版,1998
3) 八木靖二,鈴木恵,高橋ひろみ,他:ポケットマニュアル尿沈渣.医歯薬出版,2001
4) 八木靖二,友田美穂子,上東野誉司美,他:実力STEP UP 問題形式による尿沈渣の鑑別.医歯薬出版,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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