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著者: 菅野治重
所属機関:
ページ範囲:P.76 - P.76
文献購入ページに移動本号では“病気のはなし”として“マクログロブリン血症”を取り上げました.高IgM血症を呈し骨髄腫や慢性リンパ性白血病との鑑別が重要な疾患で,以前より知られていた疾患ですが免疫学的検査法の進歩により病態が解明されてきました.“技術講座”ではシリーズで掲載している“悪性軟部腫瘍の細胞診”と“副腎系ホルモン3”に加えて“心エコー図を用いた左室拡張機能検査”を取り上げました.この分野の知識の整理に役立てていただきたいと思います.Laboratory Practiceでは“新しい食中毒菌としてのProvidencia alcalifaciens”を取り上げました.従来は日和見感染菌として扱われてきたP. alcalifaciensが食中毒の原因菌になることを解説していただきました.
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