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技術講座 一般
尿検体保存のポイント
著者: 戸松宏明1 小寺恵美子1 西岡淳二1 登勉2
所属機関: 1三重大学医学部附属病院中央検査部 2三重大学大学院医学系研究科病態解明医学講座検査医学分野
ページ範囲:P.1047 - P.1052
文献購入ページに移動尿検体測定の標準化は血清検体に比べ遅れているが,近年,日本臨床検査標準化協議会を中心に尿中化学成分測定専用の標準液や実施試料標準物質(尿)の作製が行われ,標準化が進められているが1),正しい測定結果を報告するためには尿検体を適切に保存することが重要となる.尿検体は室温放置や細菌の増殖により物理的変化と化学的変化をする.そのために適切な防腐剤の選択,冷蔵・冷凍保存における注意点を理解することが重要である.
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