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文献詳細

雑誌文献

検査と技術38巻2号

2010年02月発行

文献概要

ワンポイントアドバイス

微生物検査外注時の検体の取り扱い方

著者: 加藤貴代子1 小松方1

所属機関: 1ファルコバイオシステムズ総合研究所検査三課

ページ範囲:P.114 - P.116

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はじめに

 2001年に行われた医療法改正により,病院施設のうち臨床検査施設の必置規制を緩和する法令が施行された.これにより,特に中小規模の病院施設では微生物検査が先駆けて外注化が行われた.一方で,微生物検査は検体の採取時期や,採取方法および外注先の検査室に検体が搬送されるまでの保存方法によって検査データに大きな変動をきたす.したがって,微生物検査を外注化する際は,検体の取り扱いに関する検査前工程の管理を病院側と外注先とでよく相談しておく必要がある.本稿では微生物検査の検査前工程管理(表)について解説する.

参考文献

1) 小松方:現代の臨床検査に必要な基礎知識・技術,微生物検査学.機器・試薬 31:339-364,2008

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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