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文献詳細

雑誌文献

検査と技術38巻2号

2010年02月発行

臨床医からの質問に答える

ウイルス抗体価の検査目的と測定法の選び方

著者: 佐伯秀久1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院皮膚科

ページ範囲:P.125 - P.127

文献概要

はじめに

 皮膚科の日常診療ではウイルス性発疹症と診断して,診断確定の目的でウイルス抗体価を測定する機会が多い.しかし,測定法の違いにより項目が複数あり,どれを選べばよいのか迷うことがある.本稿では,各測定法の特徴と疾患ごとに選ぶべきウイルス抗体価の項目,およびその評価について概説する.

参考文献

1) 大橋正博,吉川哲史,須賀定雄,他:検体検査 ウイルス抗体価.小児科診療 66:251-256,2003
2) 日野治子:麻疹.玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系15巻.中山書店,pp153-157,2001
3) 小澤明:ウイルス性皮膚疾患および急性発疹症.荒田次郎,西川武二,瀧川雅浩(編):標準皮膚科学 第6版.医学書院,pp435-449,2001
4) 五十嵐敦之:伝染性紅斑.玉置邦彦(編):最新皮膚科学大系15巻.中山書店,pp138-142,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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