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文献詳細

雑誌文献

検査と技術38巻5号

2010年05月発行

文献概要

臨床医からの質問に答える

血中重炭酸濃度を測定したいのですが

著者: 神保りか1 下澤達雄2

所属機関: 1東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科 2東京大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.376 - P.379

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はじめに

 酸塩基平衡異常は臨床上しばしば遭遇する問題であり,系統的なアプローチにより病態の解析と治療法の判断をすることができる.重炭酸イオン(HCO3)は体内のpH調整に重要な役割を果たしており,その測定は酸塩基平衡を理解するのに不可欠である.

 本稿ではHCO3測定に必要な基礎知識,測定上の注意,測定値の評価法などについて概説する.

参考文献

1) 飯野靖彦:酸塩基平衡.日本腎臓学会誌 43:621-630,2001
2) 伊藤恭彦,湯澤由紀夫,松尾清一:日常臨床に役立つ水・電解質異常の考え方7 代謝性アシドーシス.日内会誌 95:845-858,2006
3) 藤井正満:日常臨床に役立つ水・電解質異常の考え方8 代謝性アルカローシス.日内会誌 95:859-866,2006
4) 木村健二郎(監訳):ワシントンマニュアル腎臓内科コンサルト.メディカルサイエンスインターナショナル,2006

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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