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技術講座 生化学
real-time PCR法によるキメラmRNAの定量
著者: 南木融1
所属機関: 1筑波大学附属病院検査部
ページ範囲:P.681 - P.685
文献購入ページに移動キメラ遺伝子(融合遺伝子)の定量検査は,白血病病型の確定診断や治療法の決定,化学療法や造血幹細胞移植(stem cell transplantation,SCT)後の治療効果判定および再発の早期発見に有用であり日常検査として行われている.これまでキメラ遺伝子検査は白血病やリンパ腫に対して行われてきたが,最近では前立腺癌や非小細胞肺癌においても融合遺伝子が認められており,今後は白血病やリンパ腫以外の疾患に対するキメラ遺伝子検査にも期待がもたれる.
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