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文献詳細

雑誌文献

検査と技術38巻9号

2010年09月発行

ワンポイントアドバイス

特殊検体(便,膿,関節液,気管支洗浄液など)中の生化学成分測定と検体の前処理法

著者: 金原清子1

所属機関: 1虎の門病院臨床検体検査部化学分析室

ページ範囲:P.695 - P.695

文献概要

 生化学検査の対象となる検体は,主に血清,血漿,尿などであり,測定試薬や分析機はそれらを対象として開発されたものである.実際にはさまざまな特殊検体が検査室に提出される.表に通常,検査部に提出される検体種を示したが,漏出性の体腔液のように血清に近い性状のものから,その性状が大きく異なる検体までさまざまである.検査に当たっては,測定だけでなく目的成分を適切に抽出する前処理操作にも十分な注意が必要である.

参考文献

1) 米田操:液状検体の取り扱い方と基本的検査法 第3回関節液.Med Technol 29:1337-1343,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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