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ディスク拡散法の測定原理
著者: 相原雅典1
所属機関: 1ファルコバイオシステムズ東京研究所
ページ範囲:P.723 - P.726
文献購入ページに移動筆者がディスク法の測定原理に触れた最初の資料がCooperの文献1)であった.その後,Bauerらの一濃度法2)を基盤としたCLSI(Clinical and Laboratory Standards Institute)によるディスク法の標準化やディスク作成および判定基準設定法を記したドキュメント3)を入手し理解を深めた次第であった.今日,自動機器の普及に伴い微量液体希釈法への転換が急激に進み,ディスク法は全感受性検査の20%未満まで減少した.しかし,米国の例をみてもディスク法の需要は根強いものがあり,執筆する意義があると考えた.
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